急性副鼻腔炎の症状と対処法

急性副鼻腔炎とは、本来空洞のはずの副鼻腔に膿汁が溜まるものです。

 

原因はばい菌が副鼻腔の内側の粘膜で繁殖し急性の炎症が起きるためです。

 

風邪などをきっかけになりやすいらしいのですが、それ以外でもアレルギー性鼻炎などで鼻づまりになり、それがひどくなって発症する場合も少なくはないようです。

 

また、潜水をしたり、飛行機に乗ることで副鼻腔の気圧が急に変化すると気圧性副鼻腔炎という発症の仕方もあるそうです。

 

外傷をきっかけにする場合もあるらしく、疲労や病気などで体の抵抗力が落ちたときに発症しやすいのです。

 

◆症状

風邪に引き続きで起きる場合が多く、発熱、頭痛、鼻づまり、鼻汁など症状は多岐にわたります。

 

臭いがわからなくなるなどの鼻の症状、頭痛や頭重感、集中力の低下、記憶力低下などの症状もあります。

 

なので、仕事の能率が落ち、勉強に集中できないなど、生活に影響がでることが多いようです。

 

それに鼻汁が喉側に回り込むため、なかなか治らない咳の原因になる場合もあります。

治療法

○検査

炎症の症状がひどい時や長引いているときにはレントゲン撮影をします。

 

これによって副鼻腔炎の診断と症状のレベルの確認をするための検査です。

 

鼻汁を採取して細菌検査やアレルギー性鼻炎の合併を確認する検査や、血液検査を行う場合などもあります。

 

○通院

基本的にはばい菌が原因の炎症ですから、ばい菌に対しての抗生物質と、膿汁を排出させるようにする処置をします。

 

アレルギー性鼻炎が合併症として見られる場合には、並行してその治療もおこなっていきます。

 

・鼻と副鼻腔の処置
鼻や副鼻腔の中の膿汁を吸い出します。
また、スプレーで粘膜の腫れを抑えて副鼻腔の膿を出しやすくする処置をします。
この処置は頻繁に行ったほうが、治療効果は高いです。

 

・ネブライザー(吸入)
炎症や腫れを抑える薬を霧状にして、鼻や副鼻腔に届ける機械による処置です。

 

・鼻洗浄
生理的食塩水を霧状にして鼻の中の洗浄を行います。
鼻づまりの時にも有効です。

 

・内服薬
抗生物質、炎症を抑える薬、粘りのある鼻汁をサラッとさせて出やすくする薬、を服用します。
アレルギーを抑える薬、が有効な場合もあります。

 

・点鼻薬
鼻粘膜の腫れがひどくて鼻づまり症状がひどい場合に、炎症を抑えて腫れを抑えるための薬を点鼻薬として使います。


このページの先頭へ戻る